ウィンド・オブ・チェンジ

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2008-10-02

欲しいと思っていても廃盤になっていて、なかなか再発されないCDも多いけど、ピーター・フランプトンの初ソロ・アルバム「ウィンド・オブ・チェンジ」(英国で72年5月発売)もそんな1枚だった。

アルバム「ウィンド・オブ・チェンジ」の収録曲「ザ・ロジャー」と「オーライト」の2曲はリンゴがドラムで参加しているので(すでにアナログ盤では持っていたけど)CDで欲しかったのだけれど、長い間廃盤で入手不可能だった。それが今年の6月2日になってイギリスのBGOレコーズからやっと再発された。

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(縦長のスリップケース)

このBGO盤は「フランプトンズ・キャメル」との2枚組になっているけれど、本当に欲しかったのは「ウィンド・オブ・チェンジ」1枚だけだったのでバラで買えないのはちょっと残念だった。それでも値段は安かったので注文したところ2週間ほど経っても入荷せず、仕方ないので一旦キャンセルしてしばらくすると日本盤の発売が告知された。
日本盤は「ウィンド・オブ・チェンジ」が単品で買えるし、紙ジャケ仕様になっているの輸入盤をキャンセルしてよかったと思ったものの値段は2800円とやや高い。考えてみればアナログ盤を持っているので、個人的には音源だけ聴ければ十分であるから紙ジャケCDに拘る必要も無い。しかも日本盤の紙ジャケ1枚よりも安い値段で輸入盤は2枚分楽しめるとなれば、どう考えても輸入盤に軍配を上げざるを得ない。

ということで再度、輸入盤を注文して3週間ほど待っていたのが先日やっと届いた。スリップ・ケースに入っているけど横ではなくて縦長の方向にデザインされているのは陳列棚の中で目立つように置いてもらおうという事なのかな?BGO盤はCD1枚に2枚分を収めたものではなくてアルバムがそれぞれ単独で2枚のCDに分かれて収録されているけれど、ジャケットは簡略されている。

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(こちらが中身のプラ・ケース)

20年以上前に購入したアナログ盤は再発の(たしか)2000円盤。1970年代後半、CBSソニーが火付け役だったと思う廉価盤が各社から続々とリリースされるようになっていたが、そういった中から80年頃に購入した1枚だった。

しかし、このアルバムは買った当時は数回聴いただけでレコード・ラックの中へオクラ入りしてしまった。どうもピンと来ない内容だったのであるが、今回CDで改めて聴きなおしてもやはり印象が薄い。
60年代の音楽に別れを告げてAOR路線に進もうとした(と英文解説には書いてあるみたいだ)が、「ショー・ミー・ザ・ウェイ」に代表されるようなサウンドを期待して買った私には完全にイメージが違っていただけにオクラ入りも仕方ないところ。

さて、収録曲だが、「ザ・ロジャー」はイントロのシンバルの音が左右へと飛び交うようにパンして始まり、スロー・テンポからミドル・テンポへと何度か変化するのなかなか好ナンバー。エンディングの部分でブラスが入ってくるのはどうかと思うけど。リンゴのドラムもしっかりとリズムを刻んで派手さはないけどリンゴらしい落ち着いたドラムが聴ける。

「オーライト」はミディアム・テンポのナンバーで、クラウス・ヴォーマンがベース、ビリー・プレストンがオルガンで参加しているが、どうも地味な印象で彼が目指した(?)AOR路線の1曲といえるかもしれないが、あまり良い曲とも思わない。

BGO盤に含まれるもう1枚のアルバム「フランプトンズ・キャメル」はどうかと思って聴いてみると個人的にはこちらの方が気に入った。このアルバムの点数が(たとえば)70点だとしたら「ウィンド・オブ・チェンジ」は40点かそれ以下というところだろうか。それでも何度か聴いていると味のあるアルバムだと思うけど、派手さは無いのであくまで地味な印象ではある。

ところで、HMVのレヴューでは「人気絶頂のハンブル・パイを脱退したピーター・フランプトンがアンディ・バウン、ビリー・プレストン、リンゴ・スター、ミック・ジョーンズら豪華なミュージシャンの協力を得て完成させた1stアルバムにして最高傑作。アコースティック・ギターを基調に、ときにオーケストラが彩りを添えるジェントルなサウンドとメロディックな楽曲群は今なお新鮮。」と書かれている。

彼の他のアルバムを聴いた事がないので何とも言えないけど、最高傑作というのはどうなのか。

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ちなみに2000年に編集されたベスト盤には「ウィンド・オブ・チェンジ」から選ばれた曲は1曲だけど、「フランプトンズ・キャメル」からは5曲も選ばれている。
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