スパイダース

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2009-01-11

スパイダーズのアルバムは98年に発売された「オリジナル盤シリーズ」がすでに廃盤になっているのか入手困難なタイトルが多くなっている。
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そんな中、「スパイダース69+5」の新品在庫が安く売られていたので買ってきた。発売されたのはタイトル通り69年5月25日。

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ブックレットを広げるとホワイト・アルバムのポスターを意識したような写真が印刷されている。オリジナル・アルバムではこれがポスターとして付いていたのか、あるいは見開きジャケットの内側だったのか、それとも歌詞カードの裏に印刷されていたのか分からないけれど「ホワイト・アルバム」発売後ということでやはりこれはホワイトの真似だと思う。

ところで、ブックレットに掲載されている年表を見ると面白いことが書かれていた。
「69年1月ヨーロッパ旅行(パリ、ロンドン) 予定されていたジョン・レノンとのパーティーは中止、ジミヘンのライヴも見れず、ロンドンでのレコーディングも不調で収穫の少なかった旅行。

本当にジョンとパーティーの予定が取れたのか、レコード会社も違うし(スパイダーズはフィリップス・レコード)どういった経緯でそんな話がでたのかちょっと気になるところ。

さて、収録曲の中でビートルズ・ファンにとって一番の目玉は「エニータイム・アット・オール」のカバーだろう。オリジナル通りのカバーではたぶん声が出ないためかもしれないが、スロー・テンポにアレンジされて井上孝之が歌うカバーは、なかなか「グーッ」だ。
個人的にはビートルズ・カバーのベスト10(いや20くらいかな?)に入れてもいいかもしれない。ビートルズ・カバーを集めているファンだったらこの1曲のためにこのアルバムを買っても損はないと思うが、それ以上にスパイダースのアルバムとしても全体的にうまくまとまった内容でお勧めできるアルバムに仕上がっている。

このアルバムにはもう1曲面白い曲が収録されている。それはかまやつひろしの長男が1月22日に誕生したことから作られた曲でタイトルは「ムッシュー&タロー」。赤ちゃんの泣き声がバックに流れる中、「泣かない泣かない・・・」という歌詞で始まる一風変わった曲ですが、そうです、「クライ・ベイビー・クライ」を意識して作られているのは明らかで、サビの部分は「キャン・ユー・テイク・ミー・バック」をアレンジしたっていう感じの作りとなっています。このあたりは、かまやつひろしのセンスに脱帽というところか。

さらにもう1曲、オリジナル・アルバムでは最後の曲として収録されている「スタジオAM9:00」はジャム・セッションの合間におしゃべりが少し入ったりする曲で約9分間も続きますが、これもタイトルといい内容といい「レボリューション・9」を意識したみたいな感じの仕上がりです。

まあ、ビートルズ周辺の音楽に興味のあるファンには一聴の価値ある作品だと思います。
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