スポンサーサイト「ホワイト・アルバム」のミックス違い説!?

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2009-01-13

昨日の夜は少々時間に余裕があったので「そうだ、ホワイトのミックス違いが本当に存在するのか確認してみよう。」とレコードを引っ張り出してきた。こんな事はやろうと思ったときにすぐに行動に移さないとなかなか出来ないものである。
さて、用意したアルバムはすべてアメリカ盤でレーベルはアップル1枚(キャピトル・ロゴなし)とオレンジ2枚(マトはそれぞれ違う)、ここまでの3枚がアナログ・マスターのレコード。それにプラスしてC1規格のデジタル・リマスター音源盤1枚。
なぜアメリカ盤なのかというと「ビートルズの謎」(中山康樹著)の187ページにも書かれているのだが、「キャピトル・レコードのエンジニアがミックスしたアセテート盤を偶然耳にしたジョージがビートルズの意図を反映していないと判断して自ら作業をやり直した。」とある。

20080113.jpg

ここで気になるのが「キャピトル・レコードのエンジニアがミックスした。」という部分。
これがどういった範囲のミックスと捉えるべきなのか分からないが、(真偽のほどは別にしてだが)曲によってハイハットやボーカルの定位が異なるという話もある。ただ、発売直前の時期にわざわざジョージが単独でミックスを変更するというのも変な話であるし、普通に考えればキャピトルにマルチ・トラックのマスター・テープが送られている訳がないのでミックスは不可能なはず。
もしミックスを変えることが可能だったとしても世界各国で発売されるアルバムなのに米国盤だけのミックスを変えるというのも変な話である。

もっとも過去には初期ビートルズの米国盤はキャピトル・ミックスが存在するし、70年前後の作品でもバッドフィンガーの「ベイビー・ブルー」などで米国向けのミックスが作られているのは事実で、もしかするとジョージがこういった点を考慮してアメリカ人の好みを反映した音作りに仕上げていたという説もありかもしれない(←これは私のまったく個人的な想像ですが)。
20080114.jpg
(こちらのブートにはホワイト関係のミックス違いが収録されているが、どうもフェイク臭いような・・・)

まあ、前置きはこれくらいにして
全部を聴き比べるのは大変なので、すべて1面だけのチェックできる事から音の定位が異なるとされる3曲を選んでみた。その3曲は「バック・イン・ザ・USSR」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」。CDプレーヤーにもCDをセットして適時アナログ盤との比較視聴を行ったが、結果から述べると残念ながらミックス違いらしきものは聴き取れなかった。

この3曲の聴き比べだけでも1時間近くかかってしまったが、私自身が気付かずに聴き逃してしまった部分もあるかもしれないという点は断っておかなければならない。あくまで音の定位という点を中心に聴き比べをしていたので違う部分で異なっていた(たとえばエコーがかかっていた)のかもしれない。
また、この3曲以外にミックス違いが存在していたのかもしれないが、それはまた私自身への宿題としていつの日かじっくり腰をすえて聴き比べしてみたいと思う。
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Comment

JD : 2009-01-14(Wed) 19:31 URL edit
てらださん、こんばんは。
この話は1980年代半ばまでに出版されていたビートルズ関連の本にも書かれてありました。
本のタイトルは忘れましたが、読んだのは就職前だったのでまだ昭和でした。
ただし、そのときは次のようにありました。

ジョージが偶然訪れたキャピトルレコードで発売直前のホワイトアルバムを聴いて激怒した。
と言うのも、キャピトルがビートルズに無断でミキシングを変えて発売しようとしていたからだ。
そこでジョージはビートルズのオリジナルのミキシングに戻す指示をした。

確かこのような内容でした。僕は当時この部分を何度も読み返しては、
一体どういうミキシングにしようとしていたんだろうと想像しては楽しんでました。

その後、1990年代になって、当時キャピトルが発売したオープンリールテープでは曲順が変更され、ミキシングも違ったものが含まれていると言う話を聞きましたが、未聴ゆえ本当なのかどうか全くわかりません。

僕もビートルズはいろいろな国のものを集めていますが、意図的にミキシングが変えられたと思えるものはないですね。ただ、ステレオ盤では左右チャネルのセパレーションの違いはありますね。
それと、音質はさまざまですね。
てらだ : 2009-01-15(Thu) 19:32 URL edit
JDさん、こんばんは。

貴重な情報ありがとうございます。
ジョージのミキシングの件は全然知らなかったのですが、状況から判断すると「元に戻すように指示した。」というのが正論のように思いますね。
(もし、事実なら)キャピトルがどんな手を加えたミキシングだったのかちょっと興味あります。
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」や「ペニー・レイン」のモノラル音源を擬似ステレオ化してアルバムに収録していた事を考えると、もしかすると一部の曲をモノラル・マスターに手を加えたものと差し替えたのかな?っていうことをふっと思いました。

ジョージ関係の書籍もまた時間がある時に調べてみたいと思います。
shadow_pmc : 2009-01-15(Thu) 22:40 URL edit
White AlbumのCapitolの別MIxの存在はJDさんの話で間違いないと思います。Perry CoxのUS盤Price Guideこの別Mix盤の事が触れられています。通常盤はラッカー盤の番号が34より大きいらしくて、33番以下の番号を持つUS盤がこの別MIx盤らしいです。つまり33番までカッティングした時にGeorge Harrisonに指摘され、Mixを戻してカッティングし直した、という事でしょう。現存が確認されたのは、1枚だけだそうです。またこのオークションをご覧ください。別テイク、別ミックスが多数収録と書かれています。http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b94732113
JD : 2009-01-16(Fri) 00:31 URL edit
てらださん、こんばんは。

>(もし、事実なら)キャピトルがどんな手を加えたミキシングだったのかちょっと興味あります。

やはり、どんなミックスだったんだろう?と思いますよね。

shadow_pmcさん、はじめまして。

>現存が確認されたのは、1枚だけだそうです。

すごい話ですね。カッティングされて世に出回ったのか、それとも廃棄に回すもののうち1枚だけ何かの理由で保管されたのか。その辺りの事は「ビートルズの謎」には書かれていないのでしょうね。

それと、オープンリールはミックス違いの音源が使われているように思えますね。
別テイクと言うのは、編集して短くした曲があると言う話だったように記憶しています。
きっとおかしなエコーがかかっているような気がしてなりません。

てらだ : 2009-01-16(Fri) 18:20 URL edit
shadow_pmcさん、こんばんは。

>Perry CoxのUS盤Price Guideこの別Mix盤の事が触れられています。
この本は読んだ事がないのですが、ミックス違いが存在したのは間違いなさそうですね。
オークションのオープンリールも見ました。ミックス違いの具体的な説明が少しでも書かれていればよかったのですが、たしかに気になる存在ですね。

JDさん、こんばんは。

オープンリールはミックス違いのマスターがそのまま使われて出回った可能性もありそうですね。どなたかオープンリールを実際に聴いた方のお話が聞けるといいのですが。

miyabi : 2009-01-18(Sun) 11:58 URL edit
てらださん、こちらに書き込みますのは初めてです。
miyabiです。よろしくお願いします。

USホワイトについて、このような記述を目にしました。

>ホワイト・アルバム
 ・US盤で、マトリックスにMastered by Capitolの刻印があるプレスには別ミックスが収録されています。
   USSRとWHILE MYのハイ・ハットがセンター
   HAPPINESSのヴォーカルがセンター
   BIRTHDAYの1stヴァース後のノイズがセンター
   MY MONKEYのクラッシュ・シンバルがセンター

Mastered by Capitolの刻印ということですから、アップルレーベルの後期のものからだと思いますが・・・

私の持っている、オレンジレーベル(イエスタデイ~)は、片面だけMastered by Capitolの刻印があります。
てらださんのオレンジ2枚Mastered by Capitolの刻印あります?


JD : 2009-01-18(Sun) 16:33 URL edit
miyabiさん、こんにちは。
掲示板で話すのは初めてでしたっけ?以前にもたまちさんのところでお話したのかもしれません。
よろしくお願いします。

>・US盤で、マトリックスにMastered by Capitolの刻印があるプレスには別ミックスが収録されています。

この情報は初めて聞きました。
僕もオレンジを1枚持っていたので、探して聴いてみるつもりです。
どうもありがとうございます。
JD : 2009-01-18(Sun) 21:24 URL edit
miyabiさん、こんばんは。
Late press盤でオレンジを持っていたと思ったら、パープルでした。
昔買ってから1回しか聴いたことがなくすっかり記憶があやふやになっていました。

さて本題ですが、レコード1枚目のみMastered by Capitolの刻印がありました。
Side1の対象曲3曲を米国初期プレスや最終プレス(CDマスターを使用。Mastered by Capitolの刻印あり)と比較しましたが、残念ながらミックスは全く同じでした。

ところで、HAPPINESSのヴォーカルがセンターと言う話ですが、曲の構成で言うと最後の部分はボーカルが左右に分かれますが、それまではほぼ真ん中(やや右)に定位しています。
最後の左右に分かれるパートがセンターなら完全なミックス違いと思われますが、そうでないならマスターの劣化などで左右チャネルの音がやや中央よりになっているだけなのかもと思えました。

そう考えると、他の曲も全て、ある音がセンターに変えられているとの話なので、ひょっとしたらこのミックス違いを見つけた人の話は、その程度のことなのかなと思えました。

てらださんの感想が楽しみではあります。
てらだ : 2009-01-18(Sun) 22:48 URL edit
miyabiさん、書き込みありがとうございます。
以前からほかの方のブログでお名前は拝見していました。これからもよろしくお願いします。

さて、Mastered by Capitolの刻印の件ですが私の手持ちのものを調べてみましたが、刻印のあったものは次の4枚でした(いずれも4面すべてに刻印有り)。

SWBO101(オレンジ)1面の末尾番号G83#6
SWBO101(オレンジ)1面の末尾番号F85(レーベルの形状から上記盤とはプレス工場が異なる)
SWBO101(ニュー・レインボー)これは前回の視聴の時にラックから出すのを忘れていた
C1-46443(パープル)デジタル・リマスター音源(JDさんと同じ盤ですが、私のものは4面とも刻印ありでした)

あらためて1面の3曲だけを聴きなおしてみましたが、残念ながら違いは発見できなかったですね。もし、その時のマスター・テープが残されたままであれば、再プレスする時に何らかの手違いで使われて市場に出回ってしまった、という可能性も否定できないですが。

Mastered by Capitolの刻印はジョージが指摘したアセテート盤に刻印されていたところから、そういった話になったのではないかって気がします。

80年代後半だったと思いますが、US盤LP「ビートルズⅥ」と「イエスタデイ・アンド・トゥデイ」の2枚が間違ってモノラル・マスターを使ってプレスされた時がありました。90年代には逆にUK盤LPでは本来はモノラルの「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ア・ハード・デイズ・ナイト」の2枚がステレオでプレスされるなんて間違いもありました。
そういった間違いプレスにかすかな期待を持ってC1規格のデジリマ音源盤も聴いてみた訳ですが、残念ながらハズレのようでした。

しかし、こうやって40年も前のレコードで「ああだ、こうだ」と楽しめるのもビートルズだからこそですね。
JD : 2009-01-18(Sun) 23:20 URL edit
てらださん、こんばんは。
何度も書き込みしてすみません。
オレンジは期待していたのですが、結果は同じようですね。残念です。

補足ですが、僕が確認したパープルはオレンジの次のプレスでアナログマスターです。
刻印は1枚目のみ。SWBO101、1面の末尾番号J96#2

さらにデジタルマスター盤(アップルレーベル)も確認しました。こちらは4面とも刻印あり。
1面のマトはC1-1-46443 F-1

>Mastered by Capitolの刻印はジョージが指摘したアセテート盤に刻印されていたところから、そういった話になったのではないかって気がします。

その推理、当たってそうな気がします。
結果は残念でしたが、久しぶりに米国盤3種類聴き比べを堪能しました。
個人的にはCDマスター使用のアナログ盤の音は好きですね。あまり評判は高くないみたいですが。
てらだ : 2009-01-19(Mon) 23:38 URL edit
JDさん、こんばんは。

私もオレンジ・レーベル盤には多少の期待をしていたのですが、ちょっと残念でした。
ただし、聴き比べた3曲以外にミックス違いがあるかもしれないので、また時間がある時にぼちぼちと聴いてみたいと思っています。
こうなるとオープンリールの内容が気になるなあ(笑)。
miyabi : 2009-01-20(Tue) 10:51 URL edit
てらださん、JDさん こんにちは。

どうやら、ガセ情報だった見たいですね。
お騒がせしまして申し訳ございません。

この情報は「The Beatles Mixes」という書籍にも書かれているようなんですが・・・

てらださんの盤、が4面とも刻印あり、ということなので・・・
私も期待していたのですが・・・

申し訳ございませんでした。
てらだ : 2009-01-21(Wed) 11:12 URL edit
miyabiさん、こんにちは。

>どうやら、ガセ情報だった見たいですね。
いえいえ、私の所持しているオレンジ盤では確認できなかったというだけで、100%存在していないとは言い切れないと思います。

こうやって聴き比べするのも楽しい一時でしたが、「バック・イン・ザ・USSR」の間奏のギター・ソロの最後の一瞬にあんなにカッコいいフレーズが入っていたなんて今になって初めて気が付いた次第です(恥)。
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