スポンサーサイト各国盤CD「プリーズ・プリーズ・ミー」

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2009-06-16

やっと各国盤CD検証の第1回(といってもいつまで続くか分からないけど)「プリーズ・プリーズ・ミー」編をまとめることができた。

まず最初は日本盤から。
日本盤は値段が高いとか評判の悪い面もあるようだけど、私は近いところにあって、いつでも手軽に入手できる存在の日本盤が好きなんです。苦労して集めるだけがコレクターではないと思うし、解説書も無いよりはあった方が役に立つ場合もあります。

余談になるけれど「平和を我らに」の作詞作曲者にポールの名前がいっしょにクレジットされていたのが長年の疑問だったけど、それも日本盤紙ジャケ「ジョン・レノンの軌跡」の解説でやっと解明しました。やっぱり日本盤だと、いい事もあるんですよ。

いきなり話が脱線してしまったので本題へ。

まず、日本盤CDはいままでに何度か再発されているが、レーベルとアップル・ロゴは次のとおり。
赤帯      CP32-5321「オデオンEMI」
ボックス・セットCP25-5751「オデオンEMI」
黒帯      CP32-5321「オデオンEMI」
ボックス・セットTOCP-8501「オデオンEMI」「白黒のアップル・ロゴ」
白帯      TOCP51111「パーロフォン」「カラーのアップル・ロゴ」

以前にも書いたけど、厳密には帯のわずかな違いなど、細かいバリエーションが存在するけれどそれは省略。日本盤CDが一番変わったのが98年3月11日発売の白帯である。

ppmjpcd02.jpg
日本盤(左:初版から黒帯までのタイプ:右上にMONO表示あり)(右:白帯)

ppmhocd01dot.jpg

ジャケット右上に写る黒い点を基準に比較してもらえば分かるのだが、白帯以前の日本盤CDはジャケット写真がトリミングされているのでこの黒い点が写っていない。どうしてトリミングしたのか分からないけれど、ジャケット右下の「アンガス・マックビーン」の文字が切れないようにという配慮だったかもしれない。

ppmjpcd03.jpg
日本盤(左:初版から黒帯までのタイプ)(右:白帯)出版元クレジットあり。

ジャケット裏では曲目表示に日本語も付け加えられていたが、白帯からUK盤と同じようになって日本語の曲目表示は削除された。

ppmuscd01.jpg
US盤(左:初版)(右:アップル・ロゴの入った再版)

US盤の一番の相違点は上部白枠部分からアルバム・タイトルのクレジットが削除されている点。
この2枚は初版とアップル・ロゴが入った後期版の2種類だが、後期盤は右下の「アンガス・マックビーン」が写っている。ただ、これは写っているというよりもジャケットを裁断する際の誤差の範囲内だと思われるが、それでも3ミリほどずれているのだから、日本盤と比べるとかなりいい加減。

ppmdap.jpg
(参考までに70年代発売のドイツ盤LPも上部のタイトルが削除されている。)

ppmuscd02.jpg
US盤裏面(左:初版)(右:白黒のアップル・ロゴが入った再版)出版元クレジットなし。

ppmhocd01.jpgppmhocd02.jpg
ドイツ盤(UK盤を所持していないので何とも言えないが、おそらくUK盤に一番近い形でのリリースだと思われる。)出版元クレジットあり。

今回、各国盤CDを調べていて日本盤のトリミングが気になったので、アナログ盤として1977年に日本で発売されたLP「プリーズ・プリーズ・ミー」(旗帯)のジャケット写真チェックしてみた。比較してみるとジャケット右上の黒い点は写っていたので、これは英国オリジナルLP盤といっしょだったが、この旗帯ジャケットをじっくりと眺めていたら面白い発見があった。

以下は日本盤LPの相違点。(注:CDではありません、LPです。)
まず、右下の「アンガス・マックビーン」の文字はあらたに組み直してあること。
ppmjof01.jpg
(日本盤LP:旗帯)

ppmorig01.jpg
(ドイツ盤LP)

同じく右下のアルバム・タイトルの「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ウィズ・ラヴ・ミー・ドゥー・・・」の位置がオリジナル盤と違って少しズレている。
ppmjpf02_20090616220019.jpg

たしか、このジャケットはすでにタイトル文字が印刷されたオリジナル版画(というのかな?)を元に各国で印刷されているので、この文字がズレるのはおかしいと思ってよく見てみると、ジャケット写真が修正されているのに気が付いた。

ppmjof022.jpg
まず、一つ目は4人の足元部分になる木枠部分が完全に消されている。(上のCDジャケットと比較してみよう。)

ppmjpf03.jpg
次にSの文字の右側部分の手すり支え木がぼやけて消えている。
さらにTとLの文字の間に写っている支え木がやけにクッキリ写っているし、天井部分の周辺は定規で線を引いたように比較的クッキリ修正されている。

ちなみに日本盤でも「モノラル・シリーズ」と2004年の「復刻帯?シリーズ」を確認したところ修正はされていなかったので、修正ジャケットは旗帯だけのようである。

今回はCD比較だけのつもりだったのだけど、旗帯のジャケット修正というオマケにまで発展してしまいました。
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Comment

whoelse : 2009-06-17(Wed) 22:24 URL edit
てらださん、こんばんわ。

のっけから話題が盛りだくさんになりましたね
CD化されてからでもこんなに違いがあるんですね。


現行のCDでちょっと残念なのは、ライナーに使われている
写真の解像度が低いのか、元の写真がよくないのか
かなり荒いですよね。
リマスター盤では改善されていることを期待してます
てらだ : 2009-06-18(Thu) 21:24 URL edit
whoelseさん、こんばんは。

各国のCDチェックだけのつもりで進めていたのですが、アナログ盤との比較検証まで必要になってしまったので予定以上に手間がかかってしまいました。しかし、新たに気付いた相違点もあって自分でも修正ジャケットにはビックリです。

写真の解像度ですが、数年前にEMIの掃除係りのおばさん(だったかな?)がゴミと間違って処分してしまったという一件があったので、現行のものよりもキレイなジャケットは出てこないかもしれません。(デジタル技術で修正できるかな?)
JD : 2009-06-28(Sun) 01:16 URL edit
てらださん、こんばんは。今頃ですが、このPPMの記事に反応してしまいました。
EAS規格の国内盤LPですが、なんとジャケット写真が手を加えられていたものだとは今の今まで気が付きませんでした。
これは凄い。大発見ですね!一体、何十年騙されていたんだろう・・・。
で、見てみるとうまい具合に修正してありますね(笑)。
てらださんの指摘の無い、BEATLESのEAの下部分もかなり雑な修正が入ってました。

それにこのレコード、MiseryとThere's a placeはどうしたわけか擬似ステレオだし(AP規格ではリアルステレオでした)、I saw her standing thereは速度が微妙に狂ってるし、おかしなところだらけです。

(音質は今ひとつですが)高品質で世界的に有名な日本盤とは思えないですね(笑)。
てらだ : 2009-06-28(Sun) 10:44 URL edit
JDさん、こんにちは。

>一体、何十年騙されていたんだろう・・・。
これには本当にやられました(笑)。修正はかなり手間のかかる作業だったはずだし、わざわざ修正する必要があったのか大いに疑問ですね。

>それにこのレコード、MiseryとThere's a placeはどうしたわけか擬似ステレオだし・・・
えっ、そうだったんですか!
レコードは長い間、聴いていなかったので音の確認まではしていなかったのですが、貴重な情報ありがとうございます。
過去に私のブログ記事で書いたことですが、「赤盤」「青盤」はイギリスから送られたテープを元にそのままレコード化したものではなくて、73年の時点ですでに各国が所持していたテープ音源から曲を拾い集めてマスターを作成してレコード化したと考えていたのですが、この日本盤LP「プリーズ・プリーズ・ミー」もそれと同じ手法で製作されたということが分かりました。

東芝EMIではMiseryとThere's a placeのステレオ音源を所持していたはずですから、わざわざ擬似ステレオ化するというのも疑問ですね。
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