「ビートルズ全曲バイブル」

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2009-10-21

ビートルズ全曲バイブル

「大人のロック」を発行している日経BP社から「ザ・ビートルズ全曲バイブル」が12月に出版される。
詳しい内容はこちらで見ていただくとして、私が一番楽しみにしているのがパソコンを使って全曲を徹底解析という部分。1999年に「パソコンが聴いたビートルズ」という専門書を米村幸雄さんが出版されているが、パソコン解析はその米村さんが担当されている。

人間の耳の比較視聴ではどうしても聞き分けられないミックス違いをパソコンのデータ解析で検証するというもので、音の違いはもちろんのこと、テープの編集ポイントまで解明しているという驚愕の内容。「パソコンが聴いたビートルズ」から、ちょうど10年経っているのでその後の調査、検証が本当に楽しみである。
5800円という値段もこの内容からすれば(もちろん中身はまだ読んでいないけれど)十分に安い買い物だと思う。海外ではこういったマニアックな専門書がけっこう出版されているが、日本でもこれからどんどん出版されることを願いたい。

さっそく予約したのはいうまでもないが、この本が届いたらまたビートルズの音楽にどっぷり浸かってしまう日々が続くことは間違いないだろう。

ちなみに「パソコンが聴いたビートルズ」のブログ記事は2007年にも少しだけ書いています。
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Comment

JD : 2009-10-24(Sat) 03:47 URL edit
てらださん、こんばんは。
今回のリマスター盤発売に伴って数多くの音楽雑誌でビートルズが取り上げられ、その中に(紹介された人と同じかどうかはわかりませんが)PCソフトを使った波形解析でビートルズの音源を探るものが一つ二つありました。
波形解析(比較)で書かれた記事で気になったのは筆者の推測が含まれていることでした。
特にPPMのLPの録音セッションで、ボーカルをダビングしたとは発表されていないものまでダビングしたと書かれてあり、事実と推測を混同するのはやめて欲しいと思いました。
少なくともBoysのボーカルを後でダビングするのであればこの曲だけドラムとボーカルを同じトラックに録音する理由がなく、普通に考えればドラムを叩きながら録音したわけですが、あまりにもうまく歌えているのでダビングだと言うのはなんともやめて欲しい推測でした。波形比較そのものが科学的な実証であるにもかかわらず、そこに主観的推測を加えると、事実が事実でなくなることも起こりえます。出版前にそういうチェックをする人がいても良いと思いました。
この本はどうなんでしょうね?
whoelse : 2009-10-24(Sat) 08:35 URL edit
てらださん、こんにちは。


自分自身、リマスター盤検証も徐々に行っていますが
(一気に聴くと訳がわからなくなるので)
こういったPCを使った検証は、自分の耳では分からないことが
出てくるので参考になりますね。

ちなみに今回のリマスター盤のおかげで、
'Drive my car'の3番でリードギターがカットされているのを発見しました
(自分は初めてですが、有名なんでしょうか?)
ボーカルの後ろにうっすらギター
(ジョージが弾いたっぽいフレーズ)が聴こえます。

あと、モノバージョンの'Nowhere Man'はテープの
ヨレからか、音がふらつく部分があったのが気になりました。



てらだ : 2009-10-24(Sat) 17:08 URL edit
JDさん、こんばんは。

リマスター盤を特集した雑誌はパラパラッと立ち読みですませてしまったものが多いので、その記事を読んだかどうだか覚えていないのですが、たしかに事実と推測を混同するのは気になる部分だと思います。

ただ、その記事に「推測である」と断り書きがしてあれば、それが真実かどうかは読者の解釈にまかせていいのではないかと私は考えます。「ボーイズ」の記事を書いた人と同一人物かどうか分かりませんが、「パソコンが聴いたビートルズ」を書かれた米村さんもビートルズが好きで熱心に研究を続けられていたことだと思いますし、単なる営利目的ではとてもこれだけの作業ができるものではありません。

以前のブログ記事でも書いた「キャント・バイ・ミー・ラヴ」のハイハットのダビングの件では、その後に出版された「ビートルズ・サウンド最後の真実」でその事実が明らかになっていて、米村さんの検証が実証されたのは嬉しく思っていました。

とくに商業的な出版物やテレビ番組などに対するビートルズ・ファンの目は厳しくても当然かもしれませんし、私も間違った事を後世に伝えてもらっては困るという気持ちもあります。ただ、こうやって新たな事実の発掘、検証作業を地道に続けている熱心なファンのみなさんの記事を私自身は楽しく読ませていただきたいと思っています。
私も以前はこういった記事には厳しい目で見ていたのですが、年齢を重ねてくると物事に対して寛容になってきました。
てらだ : 2009-10-24(Sat) 18:44 URL edit
whoelseさん、こんばんは。

リマスター盤は今まで気付かなかったような細かい部分がクリアに聴こえたりして新たな発見もありますね。逆に、修正されて消されてしまったわずかなノイズ等が聴こえなくなったのは昔の大切な思い出が消えてしまったような違和感を感じたりもしていますが、ノイズを聴きたい時はアナログ盤で聴くことにします(笑)。

リードギターの件はまったく気付きませんでしたが、指摘されなければ気付かない部分っていうのはまだまだいっぱいあるものです。「ノーホエアマン」の音のふらつく部分はよく分かりませんが、どのあたりでしょうか?
whoelse : 2009-10-25(Sun) 01:27 URL edit
てらださん、こんばんわ。

>「ノーホエアマン」の音のふらつく部分はよく分かりませんが、どのあたりでしょうか?


モノと書きましたがすいません間違えました、オリジナルのステレオミックスです

CDタイムで0:40ぐらいの左チャンネルに音の欠けと、
1:05ぐらいの左チャンネルに急に音が途切れてふらつくような違和感があります。
ヘッドホンだとすぐわかると思います。


pinkisland : 2009-10-25(Sun) 07:17 URL edit
てらださん、こんにちは。

全曲バイブルなすごそうな本ですね。5,800円ですか!どこかで波形で解析しているのを見ましたが、新しい方法だと思います。本が楽しみです。
てらだ : 2009-10-25(Sun) 10:18 URL edit
whoelseさん、こんにちは。

ヘッドホンが無いのでスピーカーの左チャンネルだけで再生してみましたが、たしかに指摘のような違和感がありました。
リマスター・ステレオでは修正されているみたいで違和感はなくなってますが、「ビートルズ全曲バイブル」でもこの点について解説されているといいですね。
てらだ : 2009-10-25(Sun) 10:21 URL edit
pinkislandさん、こんにちは。

新しい方法でビートルズのサウンドを検証していくというのは、おそらく当時の関係者でさえ気付いていなかったり忘れていたりした部分が、パソコンのデータとして解析されるのですからビートルズ研究の取り組み方としては面白いと思います。

「パソコンが聴いたビートルズ」の続編を待ち望んでいた私には大いに楽しみな1冊です。
JD : 2009-10-26(Mon) 03:13 URL edit
てらださん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
僕も70年代末にステレオとモノとでミックス違いがあることに気づいてから、そのような違いを発見するのが楽しくて仕方ありませんでした(Can't buy me loveのステレオとモノのドラムの違いはその当時に気づいていました。)。
おかげで米国盤を買ったり国内の旧シングルを買ったりして、バージョン違い発見に随分とお金をつぎ込み、ある時期に輸入盤レコードのほうが国内盤よりも音が良いことに気づいたりもしました。

いずれにせよ、最新の方法(波形解析比較)で、これまで気づかなかったことがわかるということは非常に興味深いと思いますし、「レコーディング・セッション」には記載のないことが波形解析から見つかったならば、その理由をいろいろと想像をめぐらせ推測して楽しむのは当然だと思います。
その際にはわざわざ推測と断る理由もないとも思います。

僕が前の書き込みで述べたことは、波形の違いとは全く関係のない話を筆者が推測し(どちらかというと断定的に)書いてあったので、それは本題からそれているし、僕のようなマニアでなければ事実と受け止める恐れがあって嫌だなと思ってのことでした。

波形解析による新たなそしてマニアックな研究については僕も楽しみたいと思います。
てらだ : 2009-10-26(Mon) 18:55 URL edit
JDさん、こんばんは。

JDさんの真意はよく分かりますし、私も同感です。
なかなか文章で表現するのは難しいので私も上手くは書けませんが、ビートルズのことをあまり知らないファンに間違った情報が伝わってしまうのは嫌ですよね。

これから新たに出てくるであろうビートルズ研究や検証で間違ったことを伝えない事を願いつつ、それらの検証を楽しんでいきたいと思っています。
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