大阪ハイエンドオーディオショウ(第2回)

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2009-11-07

(前回からの続き)

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ティールのスピーカーは日本に初登場した当時にデザインが素晴しくて聴いてみたい1台だったが、最新機種はデザインが面白くない。スピーカーはオーディオ機器の中でも一番目立つ存在だから、できればインテリアとして目で見ても楽しめるデザインのものがあればベストだけど、もし毎日この顔を眺めながら音楽を聴くのかと思うとちょっと嫌な気がするかもしれない。音もちょっと期待はずれというか、これといった特徴がないような感じだった。

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気になるゴールドムンドはタログを見るとこの10年ほどで取り扱い製品の平均価格は2倍くらいになっているのには驚く。もちろん他の会社の製品もずいぶん高くなっているが。
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アンプジラは(たしか)オーディオ界の3本の指に入ると言われたジェームズ・ボンジョルノ氏が作ったもので、彼の新作がどんな音だったのか聴いてみたかったが、残念ながら展示のみだった。お上品なデザインのアンプが多い中で、いかにも現代アメリカンというデザインも個性的で好きな1台。こんなオーディオ機器があれば眺めているだけでも楽しい。

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オルトフォンのカートリッジはまるでタツノオトシゴみたいな奇妙な形。オルトフォンのロゴが入っていなかったらなんだかさっぱり分からない。

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近年では機種が多くなってきたメタル・コーンのスピーカーもどんな音がするのか聴いてみたかったのだが、キンキンした音がするのかと思ったらペーパー・コーンと同じように素直な音が聴けた(当たり前か)。でも独特の折り目のついた、いかにも金属という感じのコーンを見て音楽を聴く気にはなれないから私は欲しくない(笑)。

このショウで一番印象に残った機種はやはりスピーカーだ。
プレーヤーやアンプの音はその場で機種を交換して視聴しなければ音の違いが判断できない(差が分かりにくい)けれど、その点、スピーカーの音はどんなシステムで聴いても耳に入ってくる音の大半はスピーカー自体の固有の音であるから分かりやすい。

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まず、1台はキソ・アコースティックの小型スピーカー(会社が岐阜県の中津川ということで木曽ですね)。このデモ・ルームには3台ほどのスピーカーが置かれていたのだが、あまりにスゴイ音で朗々と鳴っているので大きいスピーカーが鳴っているのかと思ったら、なんとその中の一番小さいスピーカーから出ている音だった。

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基本的にはバスレフ構造だが、吸音材を使用していないというのも新しい発想だ。高峰楽器のキャビネット技術と調音を繰り返して設計したということだが、ギターの細い弦から大きな音が出るのと同じように、独自の理論で設計されているようだ。これは新しい可能性を秘めた設計技術として今後のスピーカー製造の新しいトレンドになるかもしれない予感がした。値段はペアで10万円くらいかと思ったら・・・(絶句)

もう1台は同じく小型スピーカーのプロ・アック。
イギリス製のモニター・タイプのスピーカーらしいが、まだ日本には正式輸入されていないらしくてカタログが用意されていなかったのが残念。こちらは2機種が置かれていて小さい方のスピーカーがデモ演奏されていたが、これまた信じられないような素晴しいスケールの音で鳴るのだから現在のスピーカー設計は一体どうなっているのか不思議でしょうがない。
今回のショウで見た中から、もし1機種だけカミさんが買ってくれるというならプロ・アックのスピーカーが欲しいなあ。

ところで今回のオーディオ・ショウに出かけた目的である最新オーディオ機器の音の確認(駆け足で全ブースを回ったのでじっくりと視聴できた訳ではないが)については目的を果たせたが、それらに対して私のオーディオ機器の音もけっして悪いものではないことが分かったのでほっとした。
1年に1度のことなので来年もぜひ行きたいと思っているが、その時はもう少し時間をかけてじっくりと各ブースを回ってみたい。

帰りは大丸でお土産にフレーヴァーのシフォン・ケーキと551蓬莱の豚まん、お昼ごはんにテイクアウトの中華飯を買って合計約4000円のお買い物。駐車場に戻ると2時間以内に収まっていたので駐車料金は無料でラッキーだったが、もう少しゆっくりしてくればよかったかなあ。

久しぶりに楽しい一日を過ごしたが、またまたオーディオ熱が出てきそうな一日だった。

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Comment

はじめたろう : 2009-11-08(Sun) 06:39 URL edit
興味深いレポート、ありがとうございました。
キソ・アコースティックのスピーカー、関連リンクを調べてみたら確かにものすごい値段ですね。
それこそMartinD-45のオーダー品が買えてしまうくらい・・・。
てらだ : 2009-11-08(Sun) 19:01 URL edit
はじめたろうさん、こんばんは。

ブースにはカット・モデルが展示してあったので実際に持ってみたのですが、ギターのように軽いボディーでスピーカー作りの概念を変えてしまうような発想だと思います。

>それこそMartinD-45のオーダー品が買えてしまうくらい・・・。
10万円だったらなあ(笑)
whoelse : 2009-11-09(Mon) 00:56 URL edit
てらださん、こんばんわ

いや、こんなイベントが大阪で開催されてるなんて
知りませんでした。

ステレオセットは僕自身の中でビートルズが
うまく鳴ればいいと思っており、
そんなに執着がないので凄く勉強になりました。
(B&Wでしたっけ?アビーロードのスピーカー。
あれで聴いたら違うんですかね?)



てらだ : 2009-11-09(Mon) 19:55 URL edit
whoelseさん、こんばんは。

オーディオショウは毎年開かれているので音楽好きの人であれば一度出かける価値はあると思います。 たとえ一時であるにしろ、最高の音や個性的な音で音楽が楽しめるのですから目と耳の保養になります(笑)。

>B&Wでしたっけ?アビーロードのスピーカー。
今回のショウでは聴く機会がなかったですが、リマスター盤製作時のスピーカーでビートルズを聴いてみたいですね。
ただ、B&Wのスピーカーは20年位前に一度だけ聴いたことがありますが、クラシック向けという感じのおとなしい音だったような記憶があるので現在はどんな音がしているのか興味あるところです
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