テープの楽しみ

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2007-04-10

「シェリーに口づけ」のところで紹介したユニバーサルの新譜情報をパラパラとめくっていたらタイガースのボックス・セット収録曲の紹介欄に面白いものを発見。

それは「オープン・リールのみに収録されていた2曲をこのボックスに収めた」と書かれていますが、
これから判断すると当時のテープ・ソフトにはこういったボーナス・トラックが追加されたタイトルがけっこう存在しているのかもしれないということ。

CD登場以前は収録時間の関係で長時間収録に適したテープのみで発売されたタイトルがいくつかあって、私の知るところではチューリップのライヴやジミ・ヘンドリックスなどがありましたがビートルズ関係ではポールの「ヤア!ブロードストリート」が初めてだったと思います。

408.jpg

アナログの収録時間は一般にはせいぜい50分が限界ですが、このカセットは約60分も収録されていました。

逆にテープならではの編集がされているものもあって、一般的にはテープのA面とB面の収録時間を同じにしてブランクを作らないように両面のトータル時間を調整するために曲順を入れ替える方法がよくとられていましたが80年頃からはアルバム・コンセプトを重視したのか、むやみに曲順を入れ替えたものは減っていったようです。

収録時間の調整でレコード会社が一番困るのは8トラック・テープで、これはエンドレスのテープで4つのチャンネルがあるのでそれぞれのチャンネルにあまり大きなブランクを作るわけにはいかないので同じ収録時間になるように考えて曲を振り分けなくてはなりません。

しかし、どうしても均等に分けられないときはリンゴの「コール・ミー」のように(パート1)、(パート2)とフェード・アウト、フェード・インという方法で曲を2つに分断されてしまったものもあります。

アメリカ盤のホワイト・アルバム(8トラック)ではそういった理由で短く編集されてしまった曲が収録されたようですが、今となってはまともに動くプレーヤーがどんどん無くなっていくのでソフトを入手しても実際には聴くことは出来なくなりつつあります。

4091.jpg


時代に合わせてどんどん進化し、その一方で消えていくフォーマットにも困ったものですが子ども達を撮影したEDベータや8ミリ・ビデオもデッキの故障で見れないしなあ、といって今更修理に出すべきかどうか悩むところです。

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Comment

遼(parlophone) : 2007-04-11(Wed) 00:25 URL edit
こんばんは。
ハチトラ(って呼んでましたっけ?)は観光旅館のカラオケで何度かさわったことがあるくらいです。
ぼくよりお若いてらださんが、こういうものまでお持ちとは驚きました!
『ヤア!ブロードストリート』のハチトラにはどんなボートラが収められていたのでしょうか。
興味があります^^
てらだ : 2007-04-11(Wed) 22:53 URL edit
遼さん、こんばんは。

写真の「ヤア!ブロードストリート」はカセットですが、84年の発売なのでさすがにハチトラでは発売されていません。(リンゴの方はハチトラです)

ポールの作品はコレクター泣かせな発売形態が多くて「ヤア!ブロードストリート」もそのひとつかと思います。

カセットのボートラは「ソー・バッド」(新録音)の1曲のみですが、「グッデイ・サンシャイン」「ワンダーラスト」「エリナーの夢」「ひとりぼっちのロンリー・ナイト(プレイアウト編)」の4曲はアナログよりも収録時間が長くなっています。

さらにCD(当時日本では発売が見送られた84年の初版)には「グッドナイト・プリンセス」を追加収録。
再発のCD(デジリマ版)にはさらに2曲追加、と書いていても頭が混乱してきそうです(笑)

このアルバムはビートルズ・ナンバーの再演がたくさん収録されたことと、その再演もなかなか良かったので当時はけっこう聴きました。
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