書籍 「ビートルズ解体新書」、「プロファイリング!ザ・ビートルズ・サウンド」

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2012-10-05

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最近読んだ本から面白かったものを紹介。

まず最初に「ビートルズ解体新書」
著者は中山康樹さん。中山さんはビートルズ・クラブの会報にも連載で記事を執筆されているが、それも面白くていつも楽しみにしているページである。
さて、本書の帯に「アンソロジー1~3」全126曲分析、と書かれているように、アンソロジーのCDを聴きながら読むのが一番面白い。
前書きから引用させていただくと「アンソロジーは、新しい世代を戸惑わせ、ある意味では失望させたことになる。もちろん、聴く順番を誤ったことによる誤解にすぎない。アンソロジーに収録されている多くのスタジオ・レコーディングは公式曲を聴いた上で初めて楽しめる類のものであり、その逆はありえず、またそれ自体を評価すべきものではなかった。」
ビートルズの全曲を何度も聴いて、十分知り尽くした人だけが楽しめる内容であるが、本書を読みながら改めて聴いてみると「なるほど」と気付かせてくれる事が多くて、目からウロコともいえる内容だ。

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「プロファイリング!ザ・ビートルズ・サウンド」
著者は不破寿夫さん。

目次から一部紹介すると次のとおり。
■「クライ・フォー・ア・シャドウ」のリード・ギタリストは誰だ?
■アメリカ盤が11曲になった理由
■アメリカのテレビ番組「シンディッグ」出演の怪
■「ゲット・バック」本当のイギリス発売日はいつだ?

いずれの記事もあくまで推測で書かれたものではあるが、長年のビートルズ・ファンであれば誰でもひとつやふたつの疑問はあるもので、それらの疑問についてその根拠となる理由もあげて検証されているのが面白い。

本文ももちろん面白いが、個人的に一番興味を持って読んだのは著者の「あとがき」である。
後追い世代の私には、当時のファンがどのようにビートルズを受け止め、聴いてきたのかが、手にとるように分かって面白く読ませていただいた。

この2冊、あえていうなら、「ビートルズ解体新書」は中級マニア向け、「プロファイリング!ザ・ビートルズ・サウンド」はかなりの上級マニア向けと言える内容なので誰にでも薦められる内容ではないが、日本でも(熱心な日本のファンだから)こういったマニアックな専門書が登場してくることは嬉しい限りである。
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