日本編集盤の思い出

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2014-07-03

IMG_1684_R.jpg
6月25日、「JAPAN BOX」が発売されたが、私はこれら日本編集盤に特別な思い入れは無い。
あえていうなら、「抱きしめたい」のドイツ語版が聴きたくて買った「No.5」だけである。

このLPは「オールディーズ」の次に買った私にとっては2枚目のLPだったような記憶があるのだが、
それだけに当時は毎日のように聴いていたはずだが、いつの間にか私の中ではあまり記憶に残らない
印象の薄いアルバムとなってしまった。

なぜか我が家には「マンボNo.5」のシングル盤があって、ビートルズをまだ知らない小学生の時から
よく聴いていたのだが、「JAPAN BOX」の日本語解説書にも書かれているように、
このアルバムを初めて見た時から「マンボNo.5」をもじっただけの平凡なタイトルだと感じていた。




ところで、話は替わるが、レコードやCDを聴くときに曲間(曲と曲の間)の無音部分を
意識して聴いている人はどれ位いるだろうか。
(※以下の文中に記した時間・秒は発売国、発売時期によって異なります)

アナログ時代にビートルズを聴いてきた私には「リボルバー」までが約6秒の曲間だった(「フォー・セール」のみ約7秒)のに対して、「サージェント・ペパーズ」と「ホワイト・アルバム」はその曲間が極端に短くなっていて、特に「サージェント・ペパーズ」を初めて聴いた時にA面はまるでひとつの曲のように繋がって聴こえたことにはびっくりしたものだった。


一般的にレコード時代には5~6秒ほどだった曲間が、CDが主流になった90年代あたりから短くなる傾向にあり、ビートルズの場合も87年の初CD化で約4秒、09年リマスター盤でさらに短く約2秒となっている。

しかし、全タイトルが約2秒になってしまっては、曲間まで計算されて編集されたであろう「サージェント・ペパーズ」や「ホワイト・アルバム」の曲間の短さ(これらは1秒、あるいはそれ以下)に新鮮な驚きや感動を味わえない。(ただし「モノラル・CDボックス」はほぼオリジナル通りの曲間になっている)

2012年にリマスターLPが発売された時には初期タイトルの曲間がオリジナルの約6秒に戻されている事を期待していたのだが、CDと同じ約2秒でがっかり。

さて、先日発売された「JAPAN BOX」も曲間がどうなっているのか発売前から気になっていたが、聴いてみると各アルバム毎にバラバラであった。

そこでアルバム別に曲間の時間を計測してみた。
(計測は時計の秒針を目測で見た、およその時間)

■ビートルズ!
1曲目 抱きしめたい
曲間3秒
2曲目 フロム・ミートゥ・ユー
曲間2秒
3曲目 ツイスト・アンド・シャウト
曲間1秒
以下は省略して曲間のタイムのみ表示
1,6,5,5,6,7,5,7,5
アルバム前半は短いが後半は長い。
(オリジナルLPは全曲間で約5秒)
     (再発のAR8027は「プリーズ・プリーズ・ミー」をステレオをモノに変換したものに差し替えて全体的に再編集されたためか曲間が約4秒になっている)

■No.2
6,6,3,6,6,5,6,6,6,6,6,8,コンマ5
平均6秒とアナログ時代の雰囲気を再現しているが、最後の曲間だけ1秒未満。編集ミス?
(オリジナルLPは全曲間で約5秒)

■ビートルズがやって来る
 全曲間で2.5秒
09リマスターをそのまま採用している模様。

■No.5
2,4,6,3,5,3,6,2,3,6,2,5,3
2秒から6秒までバラつきがある。
(オリジナルLPは全曲間で約4秒)

■4人はアイドル
  全曲間で6秒
モノCDの後半であるステレオ部分をそのまま収録している模様。



日本盤の思い出を少し・・・



IMG_1685_R.jpg
私が買った「ビートルズ!」はこれ。
ビートルズのほぼ全アルバムを買い揃えて、最後の方に買ったアルバムだから、ほとんど聴いていない。
写真撮影のいい加減なところに私の思い入れがどの程度か分かっていただけるかも?

IMG_1688_R.jpg
どこで見たのか覚えていないのだが、日本盤は写真を区切る★マークが並んでいないジャケットがあったような記憶がある。
ただし、何かのディスコグラフィーで見ただけなのかもしれないし、アメリカ編集版と区別するために★マークが無いのかもと勝手に想像していたのだが、実際にアルバムを見ると★マークが入っているものばかりで、さて、★無しは私の記憶違いだったのだろうかと、今でも疑問をもっている1枚。
このアルバムもほとんど最後の方に買ったアルバム。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ここで2012年11月に書いたリマスター盤LP(ジャケット編)の続きとなる(音質編)を追記しておきます。
1年以上前に記事をまとめたものの、そのまま放置していたため記憶を頼りに思い出して書いただけなので
細かいところは間違いもあるかもしれません。
もう、どうでもいい事ですね。

リマスター盤(音質編)
■アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」は低音が強調されてラウドネス・スイッチをONにしたような音になっている。
■「ア・ハード・デイズ・ナイト」のイントロ部分の音の劣化をアナログ盤で低速回転させて確認しようと試みたが、スローになるとかえって音の聴き取りが難しくなってダメだった。
私も50歳を越えて確実に高い音は聴き取りにくくなっているようだ。
「サージェント・ペパーズ」の最後の高周波もいずれ聴こえなくなってしまうのだろうが、たかが高周波とはいってもビートルズが残してくれた音の一部が聴けなくなってしまうのかと思うと残念。

■09リマスターLPは、ほぼ全タイトルでゴーストが発生しているが、今の時代にゴーストの発生するレコードなんてあるのだろうか?
原因はテープの転写でもないようなので、隣接する溝の影響で発生しているのかもしれないが、収録時間の短いビートルズのアルバムで隣接する溝に余裕をもってカッティングできるはずだけど、なんらかのミスとしか思えない。

70年代に買っていたビートルズのレコードでもテープ転写によるゴーストが聴こえるレコ-ドがあったが、2重3重に聴こえるものもあって、今となってはそれはそれで懐かしい思い出となっている。
しかし、リマスターLPは細心の注意を払って製作されたレコードではなかったの?
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Comment

こん : 2014-07-14(Mon) 21:43 URL edit
こんにちは。
はじめたろう様のブログの書き込みから参りました。
素晴しく充実なさっているページですね!

……まだすみずみまで読んでいないので、もう解決なさっている疑問かもしれませんが
「輝きのままで/ベリンダ・カーライル」のページで
>ジョージも彼女のことはあまり良く知らないようで、そのインタビューでは彼女の名前が思い出せなかったようです。
>(実は私もこのビデオをどこで見たのか思い出せませんので記憶違いがあるかもしれません。)

とございますが、これは
「すばらしき仲間たちⅡ」~ジョージ・ハリスン&エリック・クラプトン~(91年放映)
https://www.youtube.com/watch?v=mZAPftYF8SU&feature=relmfu
での発言ではないかと存じます。
当時この番組を見て(もちろんコンサートにも行きました)ジョージは意外ときさくなんだなあと思った記憶があります。

お目汚しの書き込みをいたしまして、申し訳ございません。
またHPを拝見させていただきたいと思います。
てらだ : 2014-07-17(Thu) 10:35 URL edit
こんさま、はじめまして。
コメントありがとうございます。

現在ビデオが再生できないので確認できませんが、
ジョージの発言の件は「すばらしき仲間たちⅡ」だったかもしれませんね。

ビートルズ関連の記事を気ままに書いていますので
今後もよろしくお願いします。
こん : 2014-07-17(Thu) 19:56 URL edit
てらだ様。
こちらこそ、どうぞこれからも素晴らしい情報をご提供いただければ幸いです(´▽`)
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