海賊盤LP 「ライヴ・アット・シェア・スタジアム」

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2016-09-24

IMG_8438r.jpg
このカセット・テープは1974年ころ、私が中学生の時に入会していた
「コンプリート・ビートルズ・ファン・クラブ」の通販で購入したもの。

ファン・クラブの通販リストには当時の主要な海賊盤十数タイトルが
掲載されていたと思うが、たしか1本600円で、「ライヴ・イン・トーキョー」と
一緒に買ったような記憶がある。

もちろんファン・クラブが海賊盤からコピーして作ったものだと思うが、
ケースには写真のようなタイトル・シールが貼付されていて、カセット本体は
ラベルが剥がされているのでテープメーカーは分からない。



ファン・クラブの通販リストにはステレオ録音と書かれていたと思うが、
当時はモノラルのラジカセで聴いていたので、本当にステレオ録音か
どうか分からなかった。

そこでラジカセの再生ヘッドの半分にセロテープを貼って片チャンネルだけ
音が再生できるようにと荒業を使ってみたがうまくいかなかった。
(成功していたのかもしれないが、元々音の分離が悪い音源だったので分からない)

それ以前の事だが、我が家にポータブルのレコードプレーヤ-(当然モノラル再生)
しかなかった時にレコードの溝は45/45方式でカッティングされているというのを知って、
古いピックアップをトーンアームに対して45度に取り付け、そこにレコード針の
カンチレバーを曲げて針先はレコードの盤面を正常になぞるようにセットして
レコードの片チャンネルだけ音が再生できるように試みた。

結果、「プリーズ・ミスター・ポストマン」がみごとカラオケで聴けたのは感動だった。
そういう経緯があったからカセットの片チャンネル再生を試みたわけだった。

その後、高校入学を期にステレオを買ってもらって、このアルバムを左右に
音の分離した状態で聴いてみたいと思い、76年ころにレコードを購入した。

当時の海賊盤入手は「ミュージック・ライフ」誌に広告を出していた新宿の
「ディスクロード」の通販を利用して購入していた。
通常の海賊盤が2200円位の時代にこのレコードだけは高くて3000円ほどだったが、
届いたレコードは海賊盤とは思えない立派な作りで、持っているだけで満足感があり、
文字だけのシンプルなジャケットなのに何とも言えない輝きを放っていた。
(自己満足かもしれないが・・・)

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ジャケット・デザインは「ビートルズ事典」を見て知っていたが、
実物はラミネートコーティング・ジャケット、曲目が印刷されたレーベルと
通常盤と変わらない仕様にビックリした。


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(ジャケット裏)

写真はシェア・スタジアムでもハリウッド・ボウルでもないのが残念。

収録曲について
ジャケットとレーベルの曲目表示は「ボーイズ」に続いて
「ア・ハード・デイズ・ナイト」となっているが、
実際の曲順は逆になって収録されている。

クリスマス・レコードからの2曲はモノラル。
「ホワッツ・ザ・ニュー・メリー・ジェーン」はリアル・ステレオで収録、
これが一番の目玉といえるかもしれない。

このアルバムでもうひとつ残念な点は「抱きしめたい」と「恋におちたら」の2曲が
カットされていることで、ボーナス・トラックとなる3曲を収録するくらいなら
ライヴ本編をノー・カットで収録してほしかった。

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ジャケット裏の解説部分。

海賊盤業者が勝手に作った解説なので
かなりいい加減(デタラメが多い)です。

IMG_8417r.jpg
いわゆるペラ・ジャケで裏面はコーティングなし。

IMG_8423r.jpg
(背タイトル部分)

背タイトルが印刷されているのも当時としては異例だったと思う。


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当時の海賊盤は紙の内袋だったのに、これはビニールのタイプ。
これだけの事でも「おっ」と思うものがあった。

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大半の海賊盤は真っ白なレーベルだったり、質素なデザインが
多かったのに曲目まで印刷されていた。

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レコードのマトリクスはOGー802と刻印されていて、「海賊盤事典」で
調べるとセカンド・プレスとなっていた。

OGはこのレコードが製作された東京の場所を表している、
というような記事をどこかで目にしたような・・・

今回、ハリウッド・ボウルのライヴ盤がCD化されたために久しぶりに
レコードを出してきて聴いてみた。
当時の海賊盤は音質が悪くて当たり前の時代だったが、
これは最高に良い部類に入る音質で、今回改めて聴いてみても
比較的良好で十分満足できる音質だった。

肝心のステレオ効果だが、演奏とボーカルはすべて中央で、
歓声がわずかにステレオ効果を持っているという程度。

77年ころには「FM音のレコパル」という番組でこのアルバムから
ボーナス・トラックを除く全曲が放送された。




77年、このライヴが正規レコ-ド化された時にも「抱きしめたい」と
「恋をするなら」はカットされていたのは残念だった。

この2曲はぜひ聴いてみたいと思っていたが、この2曲は別の海賊盤に
収録されていたので、その後、購入してやっと聴くことができた。
(・・・その海賊盤談は後日)




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