日本語カバー

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2007-07-31

ビートルズのカバー作品を聴いていて個人的に面白いと思うのはカバーしたアーティストのお国の言葉で歌われたもの。

現在ではビートルズ作品をカバーする場合、英語以外でのカバーは許可されないらしいので残念ながら言葉の面ではそれぞれのお国柄を楽しむことができなくなってしまいました。
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そんな中で、93年発売の「エキゾチック・ビートルズ」は各国語カバーが1枚で楽しめるCDですが、カバーされた年代によってその国の音楽事情や空気感が伝わってくるようであり、本当に楽しくてカバー作品としては傑作のひとつであると思います。
元気ハツラツな「恋する二人」(カバーしているのは南米のアーティストかな?)なんかは絶対に日本人がカバーしてもこういった陽気な仕上がりにならないと思います。

しかし、日本人などを始めとして英語圏以外のアーティストが英語でカバーする場合はどうしても発音の面でマイナスにならざるを得ませんが、そのアーティストの母国語であれば発音の不利なんか関係ありません。

ということで、久しぶりに日本語カバーのアルバムが初CD化されました。

小山ルミがカバーしたアルバムの存在は今回の再発まで全然知らなかったのですが、日本語でのカバーというのが大いに興味をそそったので買ってみました。
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全曲ともバックの演奏は比較的オリジナルに近い解釈で演奏されているので、演奏面での違和感はありません。あとは日本語で聴くビートルズの詩の世界を期待してじっくりと聴いてみたいところですが、やはりズッコケてしまうのが日本語歌詞です。

対訳というよりは曲のイメージに合わせた独自の解釈の日本語詞となっていて、よく頑張ったと思うところもありますが、このあたりは何ともいえないです。60年代の漣健二さんの和訳の方が良かったかも?(いや、五十歩百歩という意見もあるかもしれません)

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70年代のカバーとしては大体想像していたレベルの出来で「可も無く不可も無く」というところでしょうか。でも、こうやって日本語で歌うビートルズ・カバー集を発売してくれたということに対しては当時の関係者や小山ルミさんに対して敬意を払いたいです。

紙ジャケ・コレクターではないので、この紙ジャケがどの程度の再現度なのか分かりませんが、見開き内側の歌詞の文字が少しだけ不鮮明なのはマイナス・ポイント。
訳詩をした千家和也さんのコメントも(歌詞よりも少し小さい文字なので)かろうじて読めるというところが残念。

ということで、これもまた「お好きな方はどうぞ」というところです。

ところで、日本語カバーといえば松岡計井子さんの歌う日本語カバーのLPが70年代に何枚か発売されていたはずですが、中古市場でもぜんぜん見かけませんし、首を長~くしてCD化を待っているのですが全然発売される気配もないです。

この人のカバーはオリジナルに近い訳詩で歌われていたと思うので、やはりビートルズの詩の世界を対訳をながめるのではなくて、歌として聴いてみたいところです。

ある日、突然ひょっこりとレコード店の棚に松岡計井子さんのCDが並ぶのを夢見て待つことにします。
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